子どもの肌はまだ弱く、菌やウイルスによりさまざまなダメージを受けることがあります。
湿疹や虫刺されをかき壊してできた傷口に細菌が感染して、うみをもった水疱ができます。水疱はかゆみが強いので、こどもがかいたり、衣服でこすれたりすることでただれると、そこから出た液が他の皮膚に付き、あらたな水疱ができます。つぎつぎかいてしまうため、どんどん広がります。
とびひは、自然に治ることはあまりないので、ひとつでも水疱やただれを見つけたらすぐに受診して下さい。
患部を消毒して、抗生物質入りの軟膏を塗り、広がるのを防ぐためガーゼで覆います。ただれの面積が広い場合は、抗生物質の飲み薬を処方します。完全に治さないと再発するので、医師の指示通りに薬を飲みましょう。
とびひの部分をガーゼで完全に覆える場合は登園も可能ですが、感染力が強いので、園によっては完全に治るまで登園できないことも。そのために、軽傷のうちに受診して治すことがポイント。かさぶたが取れて通常の皮膚の状態に戻ったら、登園もプールも可能です。
泡だてた石鹸で、とびひの部分をなでるように良く洗って、シャワーで流します。とくに幼児は肌が弱いので、ふだんからごしごし洗うのは避け、タオルドライも優しく押しつけるようにしましょう。家族間で感染させないよう、タオルの共用は避けます。擦り傷、あせも、湿疹、虫さされを早く適切に処理することが、予防になります。
丸くて光沢のある直径2~3mmのいぼで、中央にへこみがあります。1個だけのこともあれば、全身に何十個と出ることも。いぼが破れると、中に入ったウイルスが他の場所について広がっていきます。
水いぼは、特別な治療をしなくても、半年から1年ぐらいたつと抗体ができて自然に治ります。治療に対する考え方は医師によっても違いますが、水いぼの数が少ないうちに早めに一度は受診するといいでしょう。
多くの場合は自然治癒するということを念頭に置いて対応する医師が多いでしょう。治療する場合は、ピンセットで取り除く方法や塗り薬を使って気長に治していく方法などがあるので、かかりつけの医師と相談して、納得のいく治療法を決めます。
水いぼがたくさんできている場合は、完治に何カ月もかかることがあります。個々の事例によって判断は異なりますが、原則として登園を禁止する必要はないとされており、登園・プールの可否はかかりつけの医師ともよく相談しましょう。
1日1回はシャワーを浴びるか入浴をして、肌を清潔に保ちましょう。よく泡立てた石鹸でなでるように洗います。予防としては、肌と肌との接触でうつる可能性があるので、他の人とのタオルの共用などを避けましょう。
とびひの原因になることもあります。汗をかきやすい幼児は注意が必要です。
汗を掻いたままの状態にしておくことで汗腺が汗、ほこりなどで詰まり、汗が皮膚の中にたまって炎症を起こし、首、背中、顔、手足に赤い湿疹ができます。ちくちくと痛痒く、悪化するととびひになることもあります。
こまめな汗ふきやシャワーが効果的ですが、石鹸の使い過ぎには注意しましょう。肌を乾燥させたり刺激したりします。
また、涼しくいられるように衣類を調節し、汗をかいたら早めに着替えさせてあげてください。
汗ふきにはやわらかいガーゼハンカチなどで軽く押すようにしましょう。
できたあせもにはベビーパウダーも効果的。
エアコンを上手く使って風通しのいい涼しい環境を作ることが大切です。











